家内が少し、情緒不安定な時には、家内のベッドのそばで、しばらく童謡を歌ってやると、落ち着いて静かに目をつむって呼吸が安定してくる。特に子守唄が効果的だ。昨日は軍歌の戦友を14番まで歌ってやったら、最後まで聞いてくれて、終わると自分から、お休みと言って、お父さんも早く寝んさいと言って、眠ってくれた。
「正義というものは信じがたい。簡単に逆転するんですよ」とは亡くなった、やなせたかしさんが良く使っていた言葉らしい。やなせさんの弟は、特攻で戦死をしたが、自分は戦争の生き残りで、正義というもののあいまいさをいやというほど感じられた年代である。代表作のアンパンマンはアメリカの空飛ぶスーパーマンと違い、怪獣と戦ったり、化学兵器を使ったり、ビルを破壊はしなかった。いつも平和が根底にあり、弱い者の味方であった。
花はいつも平和のシンボル。花を見て怒り出す人はいない。散歩の途中に見つけた花は、たいがいパチリと私のカメラの中に入る。
庭の草取りをしながら、家内がデイサービスから帰るのを待って、車から降りるのを待って、お帰りなさいと大きな声で言うと、只今と大にな声が帰ってくる。家に入ると冷たいお茶を一杯飲ませてしばらく休憩。晩飯は、すき家で牛丼とアサリ汁で済ます。
万歩計は、3.658歩と少な目。