平成二年
金も血もなどとイチャモン付けられる
イラクのクウェート侵攻に対する戦争。
今思えば、サウジアラビアが裏で石油を市場に流していことが発端なのけれど、
サダム・フセインのような、所謂トリックスター的な人物は、悪者として判りやすいので、図式が簡単に出来上がる。
多国籍軍に対して、日本は費用を負担するのだけれど、血も流せねなんて、ほとんどイチャモンを付けられるわけ。
これが、その後の自衛隊の海外派遣につながっていく。
しかし、平成二年(1990年)以前も、地域紛争はあったわけで、
様々な紛争の際に、日本に、資金及び人的支援の要請が無かったのだろうか?
僕は、あの時だけ、金しか出さないのか、みたいな言われ方をしたとは思えない。
その前にも、そういうことを日本が言われていたとしても、おかしくはない。
空気を利用した勢力がいたんだろうなぁ・・と、思っている。