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コロナのおかげで、あらまぁ!という日々が続いております。
川柳マガジンクラブ東京成増句会は、1月、2月を紙上句会といたしました。
先ず、作品、資料のやり取りにおいて、様々な混乱があり、多くの皆様に、ご不便とご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。
一月句会の、結果を掲載させていただきます。
通常句会の句会報と同様の内容となります。

長文となってしまいますので、「すべて読む」のタグを挿入するのですが、
上手く反映できません。

他のクラブ句会の皆様方には、大変ご迷惑をおかけいたしますが、
冗長な更新となることを、お許しくださいませ。

川柳マガジンクラブ東京成増句会 松橋帆波

で、最初に自由吟による句評会でございます。

身がならぬ努力の汗にポッと咲く 南子
・疑問・ご意見 何が咲くのでしょうか?七五
・疑問・ご意見 身か実か迷った。が、ポッと咲くで「身」に吹っ切れた?三郎
・疑問・ご意見 意味不明 直子
・疑問・ご意見 身がならぬ努力の汗にポッと咲く 「身」は「実」の誤記?睦悟朗
・疑問・ご意見 句の意味がよくわかりませんでした。ポッと咲くの解説を伺いたいです。小鈴
・疑問・ご意見 句の意味がわかりません。渓節
・疑問・ご意見 句意を読み取れず。
世話人コメント
身が・・・・やはり実だと思います。咲くの花でしょうが?団扇
身に付かない努力。見当外れな努力。我慢することが美徳のような空気の中で、すり減っていく自分を思いました。そんな中でも、ポッと実の咲くことがあるものです。人生、どんな瞬間にも無駄はない、と信じたいものです。帆波

恙無し今日も飼い猫笑う顔 とくろう
・評価 七五
・評価 猫愛に敬服しての評価です。唯夕
・次点 猫がのんびりは平和な日々、恙なしで笑って見える。南子
世話人コメント
老齢の猫を介護し、最後は腕の中で看取りました。三頭亡くしましたが、みなそれぞれ想い出が違います。それぞれがオンリーワンです。猫が笑うというか、猫の様子を見て自分自身、家族が和む、それが笑みにつながる。命とは、切なくも儚くも、温かいものです。帆波
作者 本当はうちの猫も二年半前の夏に亡くりました。写真を見て思い出しています。何はなくとも猫が笑っていれば幸せだと思えた日々でした。正月らしい日和がつづくので、オチもなくのんびりした句ができました。
大泣きをすると何故だか気が晴れる 六平太
・評価 確かに事があって思い切り泣くとすっきりした気分になりますね。仁子
・評価 忠平
・評価 幼児のように身体ごと、でっかい声で泣き叫んでみたいもの。実感と願望です。三郎
・評価 二重丸です。以呂波
・次点 七五
世話人コメント
・評価 泣かないからいつまでも後に引く。正
大泣きは、感じようを開放することになりますから、「何だか」というよりね実際に気が晴れますね。ただ、大泣きできる、勇気と、周りへの信頼を、どれだけ持っているかが、問われるでしょうが。帆波
お風呂屋の上のマンション風呂が有り 順風
・評価 これは笑えますが、風呂が無ければ価値はさがりますよね。六平太
・評価 そんな光景が浮かび、皮肉に思わず笑ってしまいました。ユニークな見つけですね。小鈴
・次点 煙突は何処に。四六郎
世話人コメント
・評価 温泉の大浴場と部屋風呂のようなもの。正
神楽坂にこういうマンションがありますね。お近くにお寄りの際は、ぜひご覧くださいませ。帆波
同じ陽を今日は初日で拝んでる  七五
・評価 同じものでも見る日によって有難みが変わるということですね。令次
・評価 同じ晴でも初日の出は何故か特別。幸先の良さを感じて嬉しいものです。直子
・評価 確かにそうですが、新年という心故にですか。でもいかにも川柳的。(人)南子
・評価 元旦の初日ですがいつものお日様と実態は同じ。そこをうまく表現していると思いました。こうせい
・評価 太陽はすべての神様。四六郎
・評価 同じ日の出なのに違うんだなあ。面白い見付。睦悟朗
・評価 ありがたく拝む初日の出ですが、いつもと変わらない太陽なんですね。元旦からなんと冷静な一句。小鈴
・評価・渓節
・次点 言われてみればですね。六平太
世話人コメント
人間が勝手に決めたことですからね。1月1日が、この季節だと、どうやって決まったのでしょう?キリストの復活からの計算でしょうか?しかし太陰暦でも、正月は冬ですねえ。不思議です。帆波
人生を美味しく生きる妻と居る 睦悟朗
・評価 人生を独自に楽しく、肯定的に生きている人と生活しているのは良いものじゃないかしら。仁子
・評価 忠平
・評価 なんでも美味しいとばかり口に入れる、たくましい奥さんのこと。ともに歩んだ苦楽の日々も楽しく食べてしまう様子がおかしく目に浮かぶ・・ 三郎
・評価 幸せ太りとコロナ太りが心配です。唯夕
・評価 人生を美味しく生きる妻という表現がいいですね。奥様への好意を感じました。みいこ
・評価 何とも羨ましい話、美味しく生きるがいいですね。六平太
世話人コメント
美味しいものを日々食べるのではなくて、「人生を美味しく生きる」のです。このフレーズは素敵ですねぇ。それが奥様だと仰るのですが、ご主人も、奥様がそのように生きられる環境を形作る共同者なのです。素敵な作品です。帆波
糸引いて甘納豆の期限切れ 帆波
・疑問・ご意見 甘納豆は古くなると糸を引くのでしょうか?渓節
世話人コメント
子どものころ、発酵と腐敗の違いに悩みました。甘納豆のよほど腐敗が進んだのでしょう。団扇
甘納豆は糸を引かないと思うが、甘い恋があとを引きながら終わったと言うことだろうか?正
作者 只、腐っただけです・・。
お賽銭箱も泣かせる人手減 渓節
・評価 住まいの近くに稲荷神社があるのですが、私も通る時はお賽銭箱にコインを入れてお参りするのですが、このころは寄りません。人も見ません。仁子
・評価 賽銭箱としてみたらお正月にはお腹いっぱいになるはずがコロナのおかげで参拝者大幅減。ということでが面白いと。こうせい
・評価 以呂波
・次点 神社も副業をしないと。四六郎
・疑問・ご意見 「お賽銭箱が泣いてる」の方が 忠平
世話人コメント
飲食業界は時短、協力金で、喧しいですが、神社仏閣は賽銭が減ったので、予定していた普請ができなくなるから、何とかしてください、と国に要望することも出来ません。政教分離ですからね。帆波
試される旅のGOTOコロナの矢 三郎
・評価 コロナの矢が気に入りました。唯夕
世話人コメント
GoToキャンペーンの内容が、コロナの再感染拡大に影響を与えた証拠はありません。しかし、GoToキャンペーンの宣伝、マスコミの紹介、それを観た人々に、心のゆるみが出たことは間違いないでしょう。これは数値にならないけれど「峠を越したね、次はオリンピックだ」という空気感は、コロナにとっては、これ幸いだったでしょうね。帆波
新聞をめくる口から機関銃 直子
・評価 口から機関銃という表現が面白い。とくろう
・疑問・ご意見 どういうネタでしょうか?教えて。忠平
・疑問・ご意見 なんだろう機関銃?マスコミから事の真実が見えず、怒りの気持ちが抑えられず、機関銃のごとく湧き出た気持ちなのかどうか?
・疑問・ご意見 ネットで最新のニュースを見ることになれると、新聞に過剰反応をすることは薄れます。唯夕
世話人コメント
日々のニュースを得るのは、新聞よりもスマホやパソコン、いわゆるweb関連の比率が多くなりました。そういう中で「新聞をめくる」という表現に違和感を抱く方も多いでしょう。しかし、この行為を、日々の情報を得る行為だと読み替えますと「口から機関銃」がとてもリアリティーに溢れていることに気づきます。帆波
御買物炊事洗濯痴呆阻止 以呂波
・評価 忠平
・評価 それに散歩を入れると良い。七五
・評価 身体を動かせ、頭を働かせば、少しは老化を遅らせるのでは。直子
・疑問・ご意見 面白い、が僕にはできない。どうしよう。睦悟朗
世話人コメント
自粛要請が続くと、家事以外やることが無くなってしまいます。そんな中で「痴呆防止」家事の効率化を考えることは、頭の体操に最適だと思います。コロナ禍が落ち着いた後、諸外国で痴呆の問題が取りざたされるのではと、捉えています。帆波
一流になった証しの偽造品 令次
・評価 なぜ人はブランド品を欲しがるのだろう。そうなると偽造品でも、となる。(天)南子
・評価 没収廃棄は勿体ないが。四六郎
・評価 たしかに無名ブランドではニセは出ませんね。ハッと気づかされた一句です。小鈴
・評価・渓節
・次点 忠平
・次点 七五
・次点 偽造品としてみたら一流の品になったからという自信か⁈こうせい
世話人コメント
百均に並ぶ品の偽造は誰もしない。正
誰もが市に無いブランドをまねても意味がありませんし、売れていても、廉価な商品を真似ても儲けが得られません。真似られるということは、世に知られている一流ということなのでしょう。帆波
試着して試飲に試食して帰る 団扇
・評価 七五
・評価 充実した一日 四六郎
・評価 自粛でもデパ地下は結構人がいるらしい。危ないなあ。睦悟朗
・評価・渓節
・次点 忠平
世話人コメント
デパートや巨大ショッピングモールの楽しみ方の教科書ですね。コロナはこの楽しみさえ奪ってしまいました。帆波
フワちゃんに吃驚しない慌てない 唯夕
疑問・フワちゃんて何でしょう。この句は解りません。仁子
世話人コメント
初めは驚いたけれど、慣れたのですね。団扇
面倒くさい印象があって、この方は好みではありません。周辺情報で、楽屋では礼儀正しいとか、カメラが回っていないところでは、キチンとしている、とか、何の意味があるのだろうという情報の量が多いので、この方を売ろうとしている方々のご都合が、今のところ勝っているのだなぁ、という印象です。帆波
本気度を出さぬと事態失敗す こうせい
・次点 七五
世話人コメント
ガースーだの、運び屋など、本気度を疑いますね。団扇
元々、手を挙げていた人同士で一騎打ちにならない総裁選挙。政党そのものに、本気度が足らないのかも知れません。政党を選ぶ選挙制度なのに、選挙戦は個人名の連呼。こんなことで、有事を乗り切れるのでしょうか?帆波
作者 今年に入って最初の三連休に各紙が世論調査をしているようで菅政権の評価が軒並み低下しているようで新型コロナ対策が後手後手との評価が殆どの状況のようです。会見を見ていてもドイツのメルケルさんの会見と異なり菅さんの実感度、本気度が見えないのは私だけではないかも。ということで自由吟一句。
大阪と京都にもある県境 正
・評価 なるほど、考えたこともありませんでしたが、調べてみると府境でもいいようですね。令次
・評価 言われてみなければ思いつかない事です。目の付け所が面白いです。みいこ
・評価 新型コロナの緊急事態宣言第二弾では京都が含まれず。普段は京都、大阪の境なんて全く気にもしないのに宣言に含まれるか含まれないかで…。こうせい
・評価 確かに府境とは言わないかも。東京には県境がないですね。とくろう
・評価 順風
・次点 フザカイじゃ言葉に力が入らない。四六郎
・疑問・ご意見 私の地図では都道府県境とかいてありますが?睦悟朗
世話人コメント
僕は京都出身です。京都府は、大阪、兵庫、滋賀、三重、奈良と境を接しています。思ったより多いので、県境という言葉遣いに、逆に違和感を抱きませんでした。なので、当たり前のことなのに、どうして句になっているのだろう?と思いました。よーく考えると、京都と大阪は「府」なのですね。東京や北海道もそうですが、県境を持たない隣接は結構あるのですね。帆波
作者 府境とはあまり言わない
まあいいか財布軽くも自由人 四六郎
・評価 財布が重いと自由人になるのは難しいかもしれません。令次
・評価 自由とはお金では買えないかけがえのないものです。直子
・評価 順風
・評価 以呂波
・次点 財布が軽い時は自由人であることを喜べばいいですね。何ものにも縛られないのが一番ですから。みいこ
・次点 金はなくとも「まぁいいか」金の世にもめげず、自由に生きてやる思いが伝わるようで。三郎
・次点 お金よりこの世に大事なもの。さらっと言っているのがいいですね。南子
・疑問・ご意見 特別の意味があるのか 教えて。忠平
世話人コメント
お金より大切なことは、ゴロンと横になりたいときに、横になれる自由、だと、最近感じています。帆波
どしゃぶりもビンタも恋のアクセント 小鈴
・評価 何が何でもこの恋、失ってはならぬ。一途さはいつか幸せに。(地)南子
・評価 順風
・次点 アクセント程度なら撫でるようなビンタかな。四六郎
世話人コメント
次点 ドラマだとそういうシーンは多い。実際はどうだろう?正
主導権が女性の方にありますね。男性がビンタでは、恋も何もあったもんじゃないです。尤も、色んな癖がありますから、一概には言えないかもしれませんが、女性の掌で、右往左往する男性の心理ということで、ドラマを楽しんでみたいものです。帆波
一念発起気持ちじゃ負けぬカタツムリ 忠平
・評価 カタツムリの歩みに似た決意を重ねたところに共感。三郎
・疑問・ご意見 遅くてもいいじゃん。「戦術は牛歩のんびり勝ちに行く 真島美智子(真島久美子さんの賀状より)」睦悟朗
世話人コメント
中七「気持じゃ負けぬ」ですから、世間的には、結局、負けているのです。そこがこの作品の良いところです。勝ち負けでなく、動いたか、動かなかったかが本質なのだという、情報化社会の日常を鋭く突いています。
暖房が効きそう偶数の温度 芳夫
・評価 発想がとても面白いです。なるほど奇数より偶数のほうがなぜか暖かいイメージがありますね。日常の生活でこういうところに目を向けると楽しいですね!みいこ
・評価 妙に納得しました。レイボウは奇数でしょうか?六平太
・評価 確かに偶然の方が暖かく感じます。冷房は奇数がよいですね。とくろう
・評価 ???。だけど面白い。冷房が効きそうな奇数の温度、かな。睦悟朗
・次点 設定温度27度よりは28度にした方が安心します。唯夕
・疑問・ご意見 意味不明 七五
・疑問・ご意見 意味不明 直子
・疑問・ご意見 我が家のリビングのエアコンは設定温度23度で充分暖かいですが、「偶数の温度」とは外気温なのか暖房器具の設定温度なのか?渓節
世話人コメント
・疑問・ご意見 20℃と21℃を比べてみたが、20℃が効きそうには思えなかった。正
よく分かります。25℃より26℃。この1℃は保険なのです。帆波
初夢はもちろんコロナ明けデート みいこ
・次点 渓節
・次点 七五
世話人コメント
正月向きのご祝儀句ですね。団扇
「日常」というものが、とても脆いものだと実感させてくれたのがコロナ。「コロナ明け」以前の日常が戻ることと捉えるか、新しい日常と捉えるかで、この作品の印象は、大きく変わります。帆波
黙りの心はマグマかお悟りか 仁子
・次点 七五
・次点 小鈴
・疑問・ご意見 だまりでなくだんまりと読むとこの句に中八ですが。それはそれとして後ろに七七を付けるなら「いいえもともとこれが実力」ってとこでしょう。睦悟朗
世話人コメント
マグマの爆発前夜か、悟りきったのか。団扇
経験として、悟りということはないですね。マグマです。人によって圧力が違いますから、誰もが噴火するとは限りませんが、人間は休火山ではありませんから。帆波
作者 いつもむっつりして話さない人がいますが、心の内はいったい・・と思ったりします。(だんまりの心です)
習某は宙も我が手に版図描く 純
世話人コメント
習近平氏への評価?分かりにくい句です。団扇
宇宙にまで領土欲を見せる中国。「習某」「宙も」の表現に違和感。正
2018年暮れ、中国による月の裏側への着陸は衝撃的でした。月の裏側との通信にはラグランジュポイントの利用が必須で、これを世界で初めて実現したことは、一気に米ロに追いついたことを物語っています。ただ、習近平氏の掛け声だけで、成し遂げられるレベルのものではなく、過去数十年の蓄積に負うところが大きい。個人ではなく共産党の独裁なので、その思惑は知る由もないが、作品は技術的背景への評価が浅いと感じる。帆波

ここから課題吟選考結果です。

今回は世話人による二人選でございます。

課題吟「リセット」佐道 正選
お互いに無かった事にする手締め 以呂波
年越しの金は無けれど初日は出 四六郎
新装と閉店セールくり返す 六平太
傑作の保存と消去間違える 唯夕
待ったして結局負けるへぼ将棋 とくろう
大凶のみくじも一度吉と出る 四六郎
今年こそ逢おうとたしか昨年も 睦悟朗
山の湯がコロナ疲れの肩を揉む 七五
二階からリセットボタン押すらしい 唯夕
日めくりをめくって今日の法語読む 忠平
「秀」
能天気失敗しても引き摺らず 順風
巻き戻し令和二年を初めから とくろう
算盤の初期化は音も潔い 芳夫
特選
スーパーへ介護疲れに着るド派手 小鈴
「リセット」植竹団扇選
脳の中ガラガラポンし再起動 令次
今年こそ逢おうとたしか昨年も 睦悟朗
傑作の保存と消去間違える 唯夕
新装と閉店セールくり返す 六平太
水に流せと仲裁の酒が言う 睦悟朗
太陽も一年の垢落とす除夜 芳夫
メロディーを奏で始めた手術跡 直子
スーパーへ介護疲れに着るド派手 小鈴
行く先を見据え相寄る独楽二つ 直子
修造の檄に毎朝奮いたつ 六平太
「秀」
リセットボタン僕が跡形なく消える 正
陣形をハーフタイムで組み替える 七五
バリカンで反省文を書いてくる 帆波

特選
山の湯がコロナ疲れの肩を揉む 七五
課題吟「赤いもの一切」佐道 正選
赤道を通過しました見損なう 団扇
牛丼小盛に大盛紅ショウガ 唯夕
恋文を読んでかポスト赤くなり 芳夫
縁あって赤の他人と五十年 とくろう
ディズニーに赤いリボンが跳びはねる 順風
赤字でも名マジシャンの妻の腕 こうせい
雪積もり南天の実の鮮やかさ こうせい
ほんとうに赤で赤点書いてあり 芳夫
赤印付けて見落とすカレンダー 仁子
吸殻の端に息づく紅の痕 四六郎
「秀」
後手悪手赤点だらけコロナ策 渓節
喜怒哀楽郵便ポスト受けて立ち 以呂波

日の丸は嫌いじゃないが持ってない 六平太
特選
赤ワイン程良く緩む頭蓋骨 直子
「赤いもの一切」植竹団扇選
丸の内線にアルゼンチンで乗る 帆波
真っ赤なニャンコは赤塚不二夫作 帆波
赤字でも名マジシャンの妻の腕 こうせい
黒い字で目立たぬように書く赤字 正
後手悪手赤点だらけコロナ策 渓節
ケチャップでハートを描いた妻は留守 小鈴
吸殻の端に息づく紅の痕 四六郎
鏡台の紅を試した母の留守 六平太
縁あって赤の他人と五十年 とくろう
四の日は赤いパンツがゾーロゾロ 直子
「秀」
タバスコに敵意が残る白いシャツ 唯夕
赤ワイン程良く緩む頭蓋骨 直子
お風呂からベッド 赤子の水気切る 芳夫
特選
コロナ禍で雷門が遠ざかる 以呂波

最後までご覧いただき、ありがとうございます!
2月句会、そして3月句会のご案内は、この後にアップロードさせていただきます。

川柳マガジンクラブ東京成増句会 世話人 松橋帆波



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