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第九十九回川柳マガジン神戸句会報

 

令和二年十一月十九日(木)」

於:たちばな職員研修センター(水道局)

出席

河合受身  大石希世  藤本美知恵   長島敏子

北田京子  こやまひろこ  毛利きりこ  盧光来

吉井扇久  城戸幸二  井上登美                以上十一名

(順不同。敬称略)

 

席題  「波」    盧 光来共選

佳句  きっと来るコロナの波の引く世界    ひろこ

凪の海津波の海も同じ海        受身

コロナ禍で不況の波にのみ込まれ    敏子

釣り舟が思案している白い波      希世

経済を止めてしまうか第三波      扇久

人波の少ない方へ歩く癖        きりこ

大波に耐えた男のど根性        受身

秀句  打ち寄せる波の激しさ身を責める    美知恵

和解して胸底の波凪いでゆく      希世

特撰  第三波庶民の夢を破壊する       登美

(選句評:やっと収まると思ったのも束の間、経済立て直しのため打った策が

原因と思われる第三波、人々の夢が遠のいた思いをよく表している。)

軸   ダム底の悲話は語らぬダムの波     光来

 

席題  「波」    井上 登美 共選

佳句  コロナ禍で不況の波にのみ込まれ    敏子

フクシマの波を忘れて再稼働    光来

第三波去るか 五輪は出来るのか  敏子

人波の少ない方へ歩く癖      きりこ

ダム底の悲話は語らぬダムの波   光来

大波に耐えた男のど根性      受身

和解して胸底の波凪いでゆく    希世

秀句   臨場感ある北斎の波の青      ひろこ

池の水波立つ中に赤い鯉      京子

特選   波のある人生だったペン握る    きりこ

(選句評:傘寿になり自分の生き様に文才があればと思います)

軸    鉛色空と波とに舞う風車      登美

 

 

宿題  「蛙」    河合受身 共選

 

佳句   助け合う田植え蛙の応援歌     希世

過疎の里守る蛙と案山子達     光来

今もなお鳥獣戯画の蛙です     登美

蛙飛び出来なくなって半世紀    幸二

いつからか親諭し出す蛙の子    ひろこ

井の中で良かった事を知る蛙    扇久

ステイホーム蛙井の中閉じ籠る   光来

秀句   ひとり居の心を埋める雨蛙     美知恵

二番手がカエル跳びして出世する  扇久

特選   期待などすまいやっぱり蛙の子   敏子

(選句評:蛙の子は蛙‼いや鳶が鷹生む珍事ありです。大いに期待するべきです。)

軸    井の中の蛙にしては世を熟知    受身

 

宿題  「蛙」    長島敏子 共選

佳句   部活動しごきもあった蛙飛び    受身

蛙にはならぬとカエル反抗期    美知恵

二番手がカエル飛びして出世する  扇久

過疎の里守る蛙と案山子達     光来

ステイホーム蛙井の中閉じ籠もる  光来

雨しとど募る思いに蛙鳴く    希世

いつからか親諭し出す蛙の子   ひろこ

秀句  蜂の子も蛙料理も頂こう     きりこ

蛙啼く苗植える人ない棚田    幸二

特撰  減反へ異議を唱える青蛙     ひろこ

(選句評:自給率の低い日本を私も青蛙もうれいています)

軸   ど根性カエル夢みるヒキガエル  敏子

 

句評会

順風に退路を模索する勇気      受身  3点

星占い今日こそ勝負 赤着けて    扇久  2点

辛うじて灯ともす魂の還り道     幸二  0点

WITHコロナへアクセルの踏み具合 敏子  5点

痛風にグルメの箸を奪われる     光来  8点

的確な意見会議はオンライン     希世  3点

どの雲に乗れば貴方に会えますか   きりこ 8点

無理をして来たねとカルテから涙   ひろこ 4点

オムレツの具にもならない痴話げんか 美知恵 6点

人も花も散る定めだと寒椿      京子  2点

ベー独楽で遊んだ記憶セピア色    登美  3点

 

近況報告

▼四日前妻が椅子からころげ落ち腰骨を圧迫骨折する。昨日コルセットの型取り。家事全般を担当することになった。台所のことは大変‼

▼最近あまり食欲がありません。コロナ禍の中なので熱はたびたびはかっていますが異状はありませんが美味しいものが食べたいです。

▼先月と同じく自粛しながらも会社に出社しています。暗い世ですのでユーモアのあるジョークを楽しんでいます。

▼結婚以来一宮で過ごしてた友が終章を神戸でと引っ越すことに。私にはうれしいが彼女達それでよかったかと心配。神戸での生活が夫婦にとって楽しい日々であることを祈る。

▼セイタカアワダチソウなど外来種に困ったと皆さん知っているが日本からアメリカに渡って困らせた植物もある。葛である。最近知りました。

▼早朝に歩くグループに入れてもらいました。元山岳部の人のグループで歩き方が速くいつまで続くかわかりませんが早朝の景色や美しい雲の色を楽しんでいます。

▼十月二〇-二二日 GOTO東北のの紅葉求めて中尊寺、十和田湖。中筋もみじ山で黒石川柳会の句碑に感激しました。弘前,白神山地を巡りました。

▼恐る恐るGOTOのトラベルで近場の温泉へ。平日にも関わらず満室状態。でも旅館側の徹底した対策に満足しクーポン券でおみやげも買う。

▼先月丹波篠山へゴーツートラベルへ行ってきた。八千数百円のバスツアーなのだ。昼食は松茸入りすき焼き、手土産は枝豆・松茸・など。払ったカネが倍になって返ってきた感じ。

▼たくさんかかっている医者のうち一つにお別れした。不眠症だったが要は疲れて寝ればいいことがわかり私の方から医者にバイバイした。

▼コロナ禍の中、ある学園の川柳部の講師を頼まれて行かせていただいている。兼題を詠みこむ「直接句」と詠み込まない「間接句」を提出することで私自身も勉強になっている。

 

今後の予定

たちばな職員研修センターにて。次回  十二月十七日(木) 十三時より

宿題 「塗る」 二句

 



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