11月1日 (日)
第156回静岡句会を「コミュニティながいずみ」で開催しました。
出席者は、
中村虚路狸、中前棋人、風間恵子、勝叉恭子、米山明日歌、遠藤まつゑ、
渡辺遊石、水品団石の8名。
第一部 句評会
●秋晴れに拗ねてるような浮浪雲 虚路狸
●むにゃむにゃになれんコップがありました 棋人
●五千歩を歩き通した足さする 惠子
●角砂糖ひとつぶほどの妥協する 恭子
●苦いモノ苦い 一人飯のときは 明日歌
●大人気おくれちゃならぬと読む鬼滅 まつゑ
●消毒のジェルが二人を深くする 団石
第二部 句会
宿題「鮭」渡辺遊石 選
兄帰る荒巻鮭の届くころ 米山明日歌
根性の欠片を鮭にためされる 中前棋人
GOTOで石狩鍋へ一っ飛び 中村虚路狸
秀句
うれしさも包んで鮭のホイル焼き 勝叉恭子
幸せな朝だと思う鮭焼いて 米山明日歌
特選
こんしんの力は鮭にかなわない 中前棋人
宿題「鮭」米山明日歌 選
こんしんの力は鮭にかなわない 中前棋人
正月の鮭が縛られ吊される 水品団石
鮭茶漬けあるので酒が止められぬ 渡辺遊石
GOTOで石狩鍋へ一っ飛び 中村虚路狸
第三部 サロン
「袋回し」をやってみました。(出句数は各題2句限定)
出題した各選者がこれはと一番にした句を掲載。
「走る」棋人 選
淋しさが走る夕暮れのカーテン 明日歌
「※」団石 選
玄関に印空き巣にご用心 恭子
「金」遊石 選
金庫にも私の噓がつまってる 虚路狸
「柿」虚路狸 選
待ちましょう互いの渋が抜けるまで 明日歌
「ゲーム」明日歌 選
ババ抜きのババをしょっちゅうつかませる 棋人
「止める」恭子 選
私を止める足かせですトマト 団石
「主夫」まつゑ 選
定年の夫がはまる家事炊事 恭子
次回静岡句会は、
12月6日(日)13時から、「コミュニティながいずみ」で行います。
おはようございます。
少しずつ普通に句会ができるようになって良かったですね。
鮭といえば、我が家では困った時の塩鮭です。
とりあえずメインに焼いて何か添えれば和定食の形になってくれて
便利に使わせてもらっています。
力強い鮭、幸せの象徴、いろいろな捉え方があるのですね。
GOTOも現代風を上手く呼んだなぁ。石狩鍋で表したところも。
袋回しはスピード感を持って!?楽しめそうですね。
みなさまのひらめきが楽しいです。
まだまだ気をつけなければならないことばかりの毎日‥‥。
みなさまも安心安全にお過ごしくださいね。
おはようございます。
ホント急に寒くなってきました。
コロナの感染拡大も止まりません。ここから(これから)どうなっていくのか、、、不安もあります。
鮭のあの遡上をみているとなんか泣けてきます。すごいなぁと思います。で、つい肩に力の入った作りになってしまいます。
まあどんな課題でもそうですが、自分の世界があって、そこを超えるのはむずかしい。
袋回しは、あと30秒、あと10秒とか時間を切って回して、この忙しないところがいいのかも。
まあ時間があってもそういうときの頭は(私)動いていません。
今朝はこれから食事。鮭茶漬けにしましょう。!(^^)!
今月もありがとうございました。