Loading...Loading...

今年もよろしくお願い申し上げます

1月6日(日)
第139回静岡句会を開催しました。
出席者は、
 句ノ一、山口季楽々、米山明日歌、
ケンジロウ、中前棋人、
勝叉恭子、
遠藤まつゑ、渡辺遊石、風間恵子、
水品団石 
勝亦武子、中村虚路狸の12名。

第一部 句評会

前例のない咲き方になるでしょう  明日歌
この心意気がいい。言葉にすることでその力が生まれます。
 ○いまいちの美人もみじも姉さんも  句ノ一
いまいちだから良しとしましょう。
 傘の中にも雨が降るかえり道  恭子
まあ、当てが外れたり、がっかりするこもあります。
 ○あけおめで始まる子らのお正月  まつゑ
正月は賑やかなほうがいいですね。
 ○平成を俯瞰している寒椿  棋人
この寒椿は概念的なもの。他に思いつかなかった。
 ○平淡な日をかさね凡人に成る  季楽々
「成る」とあるところにその充実感を感じます。
 ○気楽さと孤独がしてる指相撲  ケンジロウ
どっちが勝ったんだろうか。気持というのはゆれるものです。
 ○耳栓に目隠しそしてマスクする  遊石
三猿の心境ですか。内部告発は勇気がいるものです。
 ○貧相な巫女から熊手買いました  団石
この貧相というのは寒そうということらしい。
その巫女さんを喜ばせた優しい句。

 ○わくわくがプリズムになる言葉出る  武子
どんな言葉になったのでしょうか。
 ○シャボン玉未練がましく夕日に背  虚路狸
もっともっと遊びたかった、夕日に背がいい。
 ○わが家の壁にも欲しいオールインワン  恵子
 顔塗装(失礼)ではない、壁塗装にもその機能を生かせたらという思いを詠んだとか。

             第二部 句会

        宿題「いびつ」ケンジロウ選
佳作 アメリカにNOと言えない核の傘  棋人
正円は水楕円はスープの味  武子
へそ曲がりどこか似ている唐茄子  遊石
立て付けの悪い障子よおまえもか  虚路狸
私より先にいびつになった影  明日歌
秀句 おつき合いいびつになると氷点下  まつゑ
告発のできない箱になっている  遊石
正論の中で歪んでいく闘志  句ノ一
特選 神さまに逆らっている歪んでる  句ノ一

              「いびつ」遠藤まつゑ選
         佳作 父の愛ごつごつしてて心地良い  ケンジロウ
            へそ曲がりどこか似ている唐茄子  遊石
            立て付けの悪い障子よおまえもか  虚路狸
            私より先にいびつになった影  明日歌
            ぶさいくなトマト我家のプランター  季楽々
         秀句 孫一人社保がどっしりのしかかる  団石
            角とれてきたなら私っていびつ  恭子
            政界にウルトラマンがいなくなる  棋人
         特選 正論の中で歪んでいく闘志  句ノ一

              第三部サロン
        
平成18年度の特選句から年間賞を互選で決めました。
        年間賞 
                               白に白そして私をやり直す  米山明日歌
 次点
なんとまあ本音だらけの下水道  水品団石


次回静岡句会は2月3日(日)

  コミュニティながいずみで行います。 



この投稿を読んで「いいね」「参考になった」と思ったらクリックをお願いします。
なお、Facebook、Twitterなどのアカウントをお持ちの方はそちらをクリック頂き、また、「ひざポン」ボタンもクリックください(ひざポンは無記名ボタンですのでお気軽にクリックください)。

静岡句会”にコメントをどうぞ

  1. 岡本 恵 岡本 恵 on 2019年1月12日 at 7:36 AM :

    おはようございます。
    平成最後のという言い回しをよく耳にしました。もう少し経ったら〇〇最初のと言われるのでしょうね。でも昭和生まれというだけで、急に玉手箱を開けてしまったおばあさんになったような気がしてしまいます〜><

    いつも心に響く作品に出会える静岡句会ですが、年間賞も次点作品も納得の受賞ですね。おめでとうございます。私を見つめる、どんなものにも心があると感じられる、こんな句を作りたいなぁと思いました。

    神さまに逆らう心意気が胸を打ちました。歪んだっていいじゃない。正しいことばかりが良いとは限らない。そんな経験もして大人になってゆくのかな。

    傘の中にまで雨が降るという切なさはどうしようもない‥‥。何の帰り道なんだろうと想像しています。早く元気になりますように。

    平淡な日をかさねてオリジナルな凡人を目指したいものです。特別な日ばかりあるわけじゃないものね。

    プリズムになるほどのわくわくする言葉、これも想像が膨らみます。そんな言葉に満たされす瞬間があれば救われますね。

    核の傘は仕方のないことなのかもしれないけれど、どうしてもスッキリとしない部分があります。日本人の一人としてどうすれば良いのだろうと思いますが、政治家さんはしっかり考えた上での行動なのでしょうね。

    茨城からでも、空気の澄んだ日には運が良ければ富士山のてっぺんが望めるのですよ。間近に拝むのとはスケールが違いますが、静岡とは地続きなのだなぁと実感する瞬間です。
    今年もみなさまにとって充実の一年でありますように。新しい年もどうぞよろしくお願いします。

  2. 中前棋人 中前棋人 on 2019年1月12日 at 12:23 PM :

     こんにちは!
    ブログを、いつも若々しい姿を遠くから見ています。今年もよろしくお願いします。

     川柳マガジンで「平成最高の川柳集」の作品を募集しています。タイムリーな企画だと思います。
     平成はどんな時代だったのか、どう捉えたらいいのか、ちょっと考え込んでいます。
    が、どうもできそうもないから、今までの作品の中から一番それらしい(う~ん何が)のを出すことにしました。
    恵ちゃんはどんな作品をだされるのか、どんな作品を詠まれたのか注目しています。

     今年の全日本川柳大会は浜松市で開催されます。事前投句の課題に「富士」があります。
    地元で暮らしの中に富士山があります。
     退院の空にべっぴんさんの富士  句ノ一
    これを超える句を作りたいと思っています。
     富士山に腹をきれいにしてもらう  棋人
    私が作るとこうなります。

     核の傘の金科玉条を突破する力は、その方向は、世界的には確実に広がっていると思います。
    いま、ここまで書いていたらお隣のおばちゃんから、大根煮たから食べるかって電話がありました。
    日常のこういう人々の積み重ねが世の中を動かす根源になっていると私は思っています。

     恵ちゃんにとって、たのしいとしでありますように。今年もきじんを刺激してくださいね                                    (^0^)

コメントはこちらから

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Post Navigation

Copyright All rights reserved. SHINYOKAN PUBLISHING illustration by Nakaoka.K