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仙台は、梅雨寒が続いています。

さて、今年も半分が終ろうとしています。あの3・11の地震から7年3ケ月経ったわけですが、ご記憶でしょうか?そのわずか3年前の6月14日、宮城北部・岩手南部でマグニチュード7(震度6)の直下型地震が発生しているのです。

この地震によって、大規模な地滑りが発生し、多くの人的被害や土砂崩れによってダムの決壊の危険が生じ避難命令が出されたほどの地震災害だったのですが、その3年後に起こった3・11の地震に掻き消され、忘れ去られようとしています。

「喉元過ぎれば熱さ忘れる。」の例え通り、人の記憶の曖昧さは、震災遺構などでは、なかなか呼び覚ませるものではなさそうです。あの硬く大きな岩山ですら、永い間の雨風で風化し、ボロボロに崩れて、塵となって飛んでゆくのですから。何より、体験した者が、節目、節目に口を酸っぱく語り伝えていくことが肝要なのかも知れません。その地震から、今年6月で10年目です。

 


 

第107回 川柳マガジンクラブ仙台句会

開 催 日   平成30年6月16日(土)

開催場所   仙台市太白区中央市民センター

参 加 者

西村晴子さん、 鹿野 椿さん、

笹 美弥子さん、 矢口瑛香さん、

柳川ひょうごさん、 木田比呂朗さん、

金澤克人さん、 佐藤岩嬉さん、 島文庫の9名

 


 

第1部 「 句 評 会 」

 

定例の句評会からの報告です。

 

海・山に続け水無月空(あき)がある

〇句評/6月が空いているから、「空の日」を作って!ですね。きっと、アキとソラをかけて洒落たんだよ。

〇作者/6月は祝日がないから、ここ、空いてますよ~。海、山ときたら、当然、空の日でしょう。(外野→空より、6月は、父でしょ。)

 

百人が演じる百通りの主

〇句評/十人十色、百人百色ですか?で、主って何だろう?演じる?きっと、個性とか、主張とかじゃないかな?

〇作者/作者は本日、急用でお休みでした。(是非、次回お聞きしたいですね。)

 

レジェンドにされてせかせか石畳

〇句評/石畳を走るレジェンドって誰だろう?葛西さんは、雪の上だし???。

〇作者/レジェンドはわたし!お若いですねは、年寄りですねの裏返し、そう云われるとシャクだから、無理して坂道をセカセカ。レジェンドするのも大変だ~。

 

修繕するため通う明日は歯科

〇句評/歯の治療を修繕とは凄い。比喩なのでしょうが、修繕をあえて、使うことでリズムが損なわれてしまっている。取り合わせは面白い。特に、明日は歯科が、いいね!

〇作者/修繕を五音と勘違いしていました。確かにリズムが悪いですね。

 

金銀茶ああ緑髪の少女子よ

〇句評/緑髪って、有かな?緑の黒髪なら分かるけど。辞書には緑髪が同じ意味でありますよ。「ああ」とか「よ」とか、ようは、茶髪が嫌いなんですね。

〇作者/どんな髪であれ、ファッションは個人の自由!それと同じように見る側の好みも自由だと思うんです。私は断固、黒髪派!

 

ネクタイが少し恋しいクールビズ

〇句評/ネクタイを締めてた人か?それを見ている人か?きっと、見ている人ですよ。ネクタイは、一旦外すとなかなか戻す時が辛いんです。

〇作者/クールビズは、楽は楽ですが、見た目がだらしない感じがしませんか?役所とか、議員とか公職は、ネクタイをしないと。

 

長い長い道程でしたこれからも

〇句評/きっと、後期高齢者の実感ですね。

〇作者/計画は、80年だったのに、100才まで伸びたら、こりゃあ大変だ!再度、計画の練り直し。さて、どうやって生きていくか?

 

衣食住たりて思想が枯れてゆく

〇句評/衣食足りて礼節云々。同感ですが、思想では固過ぎませんか?例えば、人情とか美徳とか。

〇作者/生活が楽になると、ドップリぬるま湯に浸かってしまって、大切なことまで忘れてしまう。怖いです。

 

新聞を広げ居眠り老眼鏡

〇句評/二物仕立ての「老眼鏡」が近過ぎませんか?

〇作者/実は、新聞ではなくデレビなんです。観たかった所々が抜け落ちまして(笑)

 

おふくろの何時も入れる潮溜り

〇句評/きっとご自身は蟹で、お母さんが潮溜り、つまり母の懐なんでしょうね。感慨深い良い句です。

〇作者/大会でのオープンの課題吟ですが、没句です。(外野から→大会では、選者が大量に句を裁くので、熟慮できないのかも?もったいないですね。)

 

今月の学び!

  〇推敲では、声に出して読み上げ、

   リズムを確かめよう!

  〇二物一章は、付かず、離れず。

  〇大会投句は、難解句を避けよう!

 


 

勝手連新刊句集PR

「西恵美子句集」

人を待つ人が桜をまつように

宮城野社同人西恵美子さんが、句集を出版されました。

ご本人に無断、勝手連での句集PRです。

著 者  西恵美子(にしえみこ)

出版社  新葉館出版

定 価 (本体1,200円+税)

ちなみに、管理者の好みの句は次のとおりです。

佃煮のような思い出です かしこ

ごめんなさい昨日が行方不明なの

冬の坂きれいごとでは生きられぬ

不器用は不器用なりの鶴一羽

 

6月の句会の風景です。

 


 

第2部 「 句  会 」

 

今月の宿題、選者、結果はつぎの通りです。

 

◎宿題『忘れる』 木田比呂朗 選

 

痛痒もボケが入って忘れてる ひょうご

ひと目見てわかるが名前忘れてる 晴子

昭和一桁忘れようとて消えぬ過去 映香

忘れると地震雷やってくる 椿

歌詞忘れララララララと盛りあげる 岩嬉

 

・秀句

約束を入れた袋が綻びる 文庫

しばらくと挨拶しても名が出ない 克人

生活の一部になったわすれんぼ 美弥子

 

・特選

君の顔去年の夏は覚えてた 岩嬉

 

◎宿題『腕白』 佐藤岩嬉 選 

 

腕白も現在(い ま)は白髪の同窓会 克人

やんちゃした時代がやはり華だった 克人

生傷のたえない孫の夏休み 映香

腕白の握手マーライオンの笑み 文庫

わんぱくに大泣き梅雨の洗濯機 椿

 

・秀句

むかし腕白今は淑女の身のこなし 美弥子

胎児治療 わんぱく坊主出来あがる 椿

腕白で名は勝でも女の子 比呂朗

 

・特選

掌で遊ぶオヤジの怪気炎 文庫

 

句会メンバー紹介

当仙台句会、重鎮のおひとり「金澤克人」さんです。


 

 7月句会の開催予定

開催日時  平成30年7月21日(土) 午後 1 時から

開催場所  仙台市太白区中央市民センター 3階

宿  題  「儲かる」 2句、  「不調法」 2句

会  費  会員1,000円、 非会員1,200円

【お知らせ】

7月の仙台句会終了後、午後4時から、暑気払いをかねた懇親会を開催します。

どしどし、ご参加下さい。会費は、3,000円です。

場所は、仙台市太白区中央市民センター3軒隣り「ぶじやホテル」です。


あなたも川柳句会を体験してみませんか?

お試しの参加費は無料です。

ご参加をお待ちしております。

※句会に参加ご希望の方は、下記のホームページから、

必要事項を記入してお申し込み下さい。

https://shinyokan.jp/senryuclub/sendai/



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