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平成27年6月18日第37回神戸句会を神戸市立婦人会館で実施しました。

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会場の窓から見た湊川神社

 出席者は、代表の長島敏子、鱸 紅雷、河合受身、田中おさむ、矢野野薫、毛利きりこ、吉田利秋、今津隆太、種田淑子、小倉しゅういち、宮崎美知代、城戸幸二、吉田節城、小池桔理子、石川憲政の15名でした。

 

 

 

 

席題「水たまり」 小倉しゅういち 共選

「佳句」

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右が披講中のしゅういちさん。左が記録の淑子さん。

水たまりもわっと初夏の匂いする  桔理子

水たまりヨット浮かべた夏休み  利秋

水たまり飛んで寄り道した仲間  隆太

水たまりわざわざ歩く児の元気  桔理子

スクランブル歩きスマホで水たまり  受身

イケメンにオレを映した水溜まり  幸二

泥水を撥ねた車を追いかける  おさむ

「秀句」

水たまり覗いて夢を見る小女  きりこ

水たまり浮いてる月を取りに行く  節城

「特選」

避けたつもり足もと危うい水たまり  受身

選者評

 皆さんあるあると言うでしょうね

「軸」

水たまり石投げて泥だらけ  しゅういち

 

 

席題「水たまり」 宮崎美知代 共選

「佳句」

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右が披講中の美知代さん。左が記録の節城さん。

水たまり避けて運転するマナー  隆太

水たまり跳べたと喜寿が大威張り  節城

雨あがる命を宿す水溜まり  憲政

水たまり石投げて泥だらけ  しゅういち

水たまり覗いて夢を見る小女  きりこ

水たまり飛んで寄り道した仲間  隆太

水たまり飛び越えてゆくピンヒール  淑子

「秀句」

髭づらを映して見てる水溜り  野薫

水たまりぼくの妬心も映してる  紅雷

「特選」

水溜りまだ跳べそうだやれそうだ  敏子

選者評

 大変な事があっても、まだがんばるぞ、という意欲。自分への応援の句でもある。

 元気になれる句です。

「軸」

雨あがり虹が映った水たまり  美知代

 

 

宿題 「偽」 今津隆太 共選

「佳句」

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右が披講中の隆太さん。左が記録の紅雷さん。

オレオレが上手に化けるニセ刑事  敏子

偽物の指輪気楽に水仕事  敏子

真実の私の陰に居る私  受身

贋作の鑑定書付き詐欺の華  節城

返答に困るといつも軽い咳 きりこ

偽りの私を見抜く内視鏡  紅雷

偽りがいつまで続く北朝鮮  野薫

「秀句」

偽りの握手一瞬暖かい  紅雷

偽りの愛でもいいのほしかった 美知代

「特選」

偽物が出たというから本物だ  幸二

選者評

 よく考えたら当たり前だが、こんな簡単なことを初めて気づかせてくれたから選んだ。

「軸」

偽善者の発言したの許してね  隆太

 

 

 

 

宿題 「偽」 毛利きりこ 共選

「佳句」

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右が披講中のきりこさん。左が記録の受身さん。

偽りの握手一瞬暖かい  紅雷

偽りがいつまで続く北朝鮮  野薫

偽物を掴まされても気づかない  隆太

偽りの私を見抜く内視鏡  紅雷

真実の私の陰に居る私  受身

偽物が出てブランドの仲間入り  憲政

古伊万里の大皿 価格五千円  おさむ

「秀句」

偽物の指輪気楽に水仕事  敏子

マドンナと夫婦割引き映画観る 利秋

特選」

春風のような男でペテン師で  淑子

選者評

 ペテン師はきっとさわやかな男。だから私は騙されたのです。

「軸」

偽札かふと考える二千円  きりこ

 

 

「句評会」   司会 長島敏子

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句評会の司会中の敏子さん。

あの頃は星に届いた肩ぐるま(最高点十一点) 淑子

名人は笑いのツボを指圧する(最高点十一点)  受身

ファイティングポーズの侭で妥協する(九点)美知代

もう桃が流れてこない過疎の村(八点)  憲政

ふるさとの風が帰って来いと言う(四点) きりこ

触ったら売らない店で買うメロン(四点) 利秋

今日も又妻のメイクは試供品(三点) 野薫

屈めない足爪切れぬ喜寿の鬱(三点) 節城

ただいまーあのねとはしゃぐ窓明り(三点) 桔理子

人差した指先疼く雨の夜(二点)  敏子

記念日を寿司かパスタで教えられ(一点) しゅういち

能無しの頭がいつも天下る(一点) おさむ

宰相が野次を飛ばして叱られる(〇点)  紅雷

割り勘で後腐れなくまた会える(〇点)  隆太

憲法と熱愛並ぶワイドショー(〇点)  幸二

 

 

近況報告等

 ▼相変わらず多忙。病院・自治会・川柳と一日としてゆっくりするヒマがない▼「ろうごの日に寄せる二十七年度川柳(ろうごの日推進会議)」に全国から二千三百六十七句の応募があり、十四句(最優秀賞一句、優秀賞三句、佳句十句)が入選した。この内、兵庫県・神戸市からは三人で、なんとすべて川マガ神戸句会の会員。優秀賞「まだ少し野心を抱いた靴を履く 紅雷」 優秀賞「喜寿こえてやっと五合目富士の山 としや」 佳句「じいちゃんは遊び過ぎだと孫が言う 利秋」▼川柳年鑑への応募、すばる川柳会の会報への随想(むつら星)原稿作成と、川柳の休みがなく、早くも夏バテ▼抗がん剤からホルモン注射に変えたら、髪が生えてきた。六月になって芽吹きです▼最近体調がよくヨガを再開した。先月の吟行が全て歩けたので嬉しかった。嬉しくなって食べ過ぎてます。吟行時の近況報告での「新しい彼女が出来た」話に、主人が興味を持って、その男性はきっと母性本能をくすぐる人なんだろうと言っていた▼京都番傘六月句会のお題で「美人」がありました。ふあうすと千号までにありましたか。二千号までにどうですか▼ある句会で高名な選者さんが披講された時、読み上げや選(三才)の句が同じ内容だったりで失望した▼今年三回蛍を鑑賞した。湯郷温泉、しあわせの村とも弱弱しく飛んでいて物足りなかった。三回目は、津山の山裾。元気に光って飛んでいて子供の頃のように追いかけ捕まえ大満足▼六月二十日から「平和行進フクシマ応援ツアー」に参加。昨年に続き二回目。昨年行進してできた川柳、「怒怒怒怒怒 平和行進突き進む  (かもがわ川柳入選句)」▼十月から神戸句会と自分の会との日時が重なり、九月までしか参加できない(涙)▼みっきい賞の発表の緊張が解け、第五回現代川柳大会、すばる川柳会創立十周年記念大会に向け、作句中▼毎年スズムシを孵化させてきた。今年はずぼらをして庭に出して越冬。三月の暑さで、すべて死滅。何ごとも手抜きは駄目▼先月友人からフルートの先生の「山中淳史フルートリサイタル」に誘ってもらい、新大阪に行ってきた。フルート一本とピアノ一台だけの小さなホールでのリサイタル。すごく素敵でした!フルートは初めてでしたがこんなに表現力があるのかとびっくり!▼母の五年祭を故郷でやってきました。昨秋家を壊した跡が早くも雑草繁る原野。あと二、三年で森に還るでしょう。祝詞にかっこうやうぐいすが唱和してのどかで楽しいお祭りだった。▼すばる川柳会創立十周年川柳大会(七月一日)が近づいて心ばかり忙しく感じている。何でもそうだと思うが、会を実施するのは大変。多数の方々の助けが必要としみじみ思う。一人では何もできない。

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昨年の福島平和行進の話と、その時の川柳を説明中の利秋さん。

七月句会

七月十六日(木) 十三時開始

神戸市立婦人会館

宿題「ストレート」

席題一題   各題二句

なお、句評会用の雑詠一句を句会日十日前

までに新葉館出版へ投句をお願いします。

 



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