0
¥0

現在カート内に商品はございません。

川柳句集 なめくじらⅢ

  • 電子書籍
編著者: 五十嵐淳隆
文庫判ソフトカバー・128頁
ISBN978-4-86044-817-2
この書籍は電子書籍のみの販売となります。
スマホ、PC、タブレットでも、ぜひお楽しみください。
配信体裁:リフロー型(検索や辞書機能などフルにご活用いただけます)

鋭いまなざしで社会を、人間を、自分自身を見つめる著者が、アイロニカルで知的で正統派なユーモア川柳に仕立て上げた、川柳愛好者にとっておきの川柳集。昭和5年創立で関東を代表する老舗結社「川柳研究社」幹事として活躍する著者による、好評の第1句集「なめくじら」、第2句集「なめくじらⅡ」に続く第三弾。
書名の由来は「ほんの一つまみの塩を振り掛けられただけで、すーっと縮んでしまう程度の句」という著者の謙遜から生まれた。ところが読み進めるほどに、全編に漂う諧謔とユーモア、老いの現在地を自覚するペーソスが読者の胸奥にすっと入ってきて感動を誘い、自然と「なめくじら」ワールドにはまってしまう不思議な魅力を持つ。易しく楽しく、誰もが川柳の醍醐味を味わえる1冊。「暮しの章 そのⅢ」「世相の章 そのⅢ」「くすぐりの章 そのⅢ」の3章構成。

《何時か来る戦力外という非情》
《胡蝶蘭ばかりへ母のねぎが着く》
《ファイルからあふれ出てくる恥の束》
《出世道人身事故がよく起きる》
《ゴキブリも妻と出会って運が無い》
《消費せよモッタイナイはもう古い》
《宴果ててダンスホールを掃くルンバ》

カテゴリ一覧

ページトップへ